獅司関のウクライナの両親(父親母親)と弟は誰?新入幕は日本のママのおかげ!

こんにちは。

2024年11月場所で新入幕を果たした、雷部屋所属の獅司(しし)関。

なんと、ウクライナ人初の幕内力士(番付が前頭以上)だそうです。

かっこいい四股名がぴったりのイケメン力士なのですが、ウクライナの両親(父親・母親)や弟はどんな方たちなのでしょうか。

また、通常力士は女将を「おかみさん」と呼ぶのですが、獅司関は女将の栄美さんを「ママ」と呼んでいるとのこと。

また、十両昇進後なかなか番付を上げられなかった獅司関ですが、前頭昇進の要になったのはなんと栄美さんだったそうです。

どういうことなのか、調べてみました。

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獅司関のプロフィール

四股名: 獅司 大(しし まさる)
本名: ソコロフスキー・セルギイ
出身地: ウクライナ、メリトポリ
生年月日: 1997年1月16日
身長: 193.0cm
体重: 171.0kg
得意技: 押し
BMI値: 45.91

スポーツ大好き少年で、学校でサッカー・バスケットボール・バレーボールなどスポーツはなんでもやっていたそうです。

8歳からレスリングを習い、なんと10歳の時には体重が120kgあったそうですよ!

 

100kgを超えているとレスリングの大会には出られないとのことで、減量がきついため、15歳で相撲に転向したそうです。

ただ、土俵があるわけではないので普段の練習はレスリングで、相撲は大会に出場するだけだったそうですが…

ヨーロッパのジュニアチャンピオン、世界大会で3位入賞、さらに欧州選手権優勝など活躍した結果、スカウトされて来日したのだとか。

 

来日した当初は日本語が全く分からなかったそうですが、みんなが話しているのを聞いて少しずつ覚えていったそうですよ。

獅司関の家族

獅司関の家族構成は、父親・母親・弟の4人家族だそうです。

両親

獅司関の両親は、ウクライナに住んでいるビクトルさんとマリアさんだそうです。

 

父親のビクトルさんは、2023年7月時点の情報で無職(定年退職?)だったそうです。

母親のマリアさんは、獅司関が子供の頃毎日仕事をしていたようです。

獅司関は学校でいろいろなスポーツをして、2~3時間かけて歩いて帰宅。

マリアさんはそれから仕事だったため、母親と過ごす時間がなかったそうなのです。

さくら
お母さんと一緒にいたいけれど、仕事で一緒にいられない。
寂しかったでしょうね…。
それにしても、家と学校が徒歩で2~3時間ってものすごい距離だと思うけれど、結構普通なことなのかな?

 

ちなみに、祖国ウクライナが大変な状況なこともあり、獅司関は十両になる前から手当の半額を両親に仕送りしていたそうです。

 

びっくり!力士は十両にならないとお給料がない!?
大相撲界の驚きの給与体系について、こちらの記事にまとめてあります。

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つまり、獅司関は自由に使える少ないお金の中から半額を仕送りしていたということですよね。

すごく家族想いなんですね!

 

十両、そして前頭になってお給料がもらえるようになった獅司関。

「ママ、パパ、大変だから、獅司頑張らないといけない。いっぱいお金を送ります」

と、さらなる親孝行を誓ったとのことです。

現在は月に50万円を仕送りしているそうですよ。

 

同じくウクライナ出身のイケメン力士、安青錦関の記事はこちらです。

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ブロンドヘアに海のようなブルーやグリーンの瞳という、童話やゲームの登場人物のような外見の方が多いウクライナ人は、イケメンが多いのかもしれませんね。

獅司関には2歳年下の弟のユーラさんがいます。

 

ユーラさんは2022年4月に来日しました。

埼玉県さいたま市に住んでいるとのことです。

さくら
獅司関が所属する雷部屋もさいたま市にあるので、お兄ちゃんがいるところの近くに家を探したのかも?

ウクライナで日本語を勉強していて、以前から日本に行きたいと思っていたところ、ウクライナ侵攻が来日の決定打になったようです。

現在はマクドナルドでアルバイトをしながら語学学校に通っていて、日本での就職を目指しているそうです。

さくら
ちなみに、獅司関はあぶり醤油風ソースの「サムライマック」が好きなんだって!

 

2023年8月の夏巡業で初めて観戦した相撲は面白かったそうで

「横綱になってもらいたいです。兄は強いです」

と、兄の獅司関を応援しています。

本当に、獅司関にはぜひ横綱になっていただきたいですね!

 

女将を「ママ」と呼ぶ理由

獅司関は、女将の栄美さんを「おかみさん」ではなく「ママ」と呼んでいます。

さくら
栄美さんは右奥の方で、手前の女性は雷親方と栄美さんの長女星空(せいら)さん

獅司関の師匠である雷親方(元小結垣添)は、弟子に

「もう家族だよ、ファミリーなんだから何かあったら言えよ」

と話したそうです。

すると獅司関は

「家族だから(女将のことを)ママって呼んでいいですか」

 

両親のところでご紹介したように、獅司関は幼い頃から母親と過ごす時間が少なく、とても寂しい思いをしていたようです。

「おかみさん」は力士みんなのお母さん。

だから自分の「ママ」になってほしいという想いからの言葉だったそうですよ。

最初は「ママ」と呼びたいということを不思議に思った栄美さんでしたが、事情を知って納得し、快く受け入れたそうです。

 

ちなみに、獅司関が家族のように思っているのは栄美さんだけではなく、雷親方の長男の玄空(はるく)君と長女の星空(せいら)さんとも本当の兄弟のように仲良しなのだとか。

獅司関、日本で素敵なファミリーに出会えて本当によかったですね!

 

獅司関新入幕の決め手は「ママ」だった!?

ママがいないと調子が出ない?

それは、2023年名古屋場所6日目のことでした。

女将の栄美さんは、長女星空さんの学校行事で東京に戻っていました。

 

「ママがいない…」

寂しそうにつぶやいた獅司関。

 

初日から5勝1敗と調子よかったのですが、なんと6日目から3連敗してしまったのです。

当初の予定では1週間東京にいるはずだった栄美さんですが、獅司関の様子を見てさすがにこれはまずいと思い、支えとなるため予定を切り上げて名古屋へ戻ったそうです。

すると3連敗のあとは5勝2敗と持ち直し、名古屋場所は9勝6敗と勝ち越すことができました。

さくら
どれだけ獅司関が栄美さんのことを慕っているかが分かるね!
ウクライナのママと同じくらい、日本のママが大好きなんだね。

もしかしたら獅司関は、実の母親と過ごせなかった幼い頃の時間を今やり直しているのかもしれませんね。

やっぱり子供にとって母親はとても大きな存在なのでしょう。

獅司関の心が栄美さんの愛情で満たされたら、今よりもっと安定して強くなるのかもしれません。

 

境川部屋所属の米沢龍さんは、イケメン過ぎて観客席からどよめきが?!

ハーフの噂について調査しました。

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躍進のきっかけはママのアドバイス

女将の栄美さんは、実は日大相撲部出身で、女子相撲の重量級で3回日本一に輝いた実績を持っています。

得意技は左四つだったそうです。

 

もともと獅司関はパワーを活かした相撲が多かったのですが、右ひじを負傷してから右で差すことができなくなってしまったのだとか。

そこで左差しを習得したことが躍進のきっかけとなったのですが、その助言をしたのが栄美さんだったそうです。

雷親方は審判部に所属しているため朝稽古を監督できない日があり、そういう時に栄美さんから指導を受けていたので、雷親方は知らなかったそうです。

【審判部】
お相撲で行事とは別に勝負の判定に加わる審判を勝負審判(審判委員)と呼ぶ。
勝負審判は、日本相撲協会に設置されている「審判部」所属の年寄が務めている。
(Wikipedia よりまとめ)

 

雷親方は獅司関について

「もともとスターになれると思っていた。三役のチャンスもある」

と、大きな期待を寄せているようです。

親方とママの指導で、今後もどんどん番付を上げていってほしいですね!

 

まとめ

今回は、雷部屋所属の獅司関について調べてみました。

  • 獅司関の家族は、父親・母親・弟がいる
  • 両親はウクライナに残っていて、弟は来日し雷部屋がある埼玉県さいたま市に住んでいる
  • 母親は仕事で家にあまりいなかったため、寂しさから雷部屋女将の栄美さんのことを「ママ」と呼んでいる
  • 獅司関の躍進のきっかけとなった左四つを指導したのは、日大相撲部出身で女子相撲重量級で3回日本一に輝いた栄美さんだった

獅司関はとても家族想いの方ですね。

これからもウクライナに残っているご両親のためにも、どんどん活躍していただきたいですね!

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