欧勝馬が告発されたパワハラとは？暴力があったのは本当？

こんにちは。

体格に恵まれ、所属する鳴戸部屋初の関取になった欧勝馬関。

さらに相撲解説者の元北の富士勝昭氏からハンサムでイケメンだから女性に気を付けるようにと（冗談で・笑）忠告されたイケメン力士です。

ただ、そんな欧勝馬関について検索すると「パワハラ」という不穏なキーワードが…。

一体どういうことなのか、調べてみました。

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おはようございます。
鳴戸部屋の欧勝馬です。
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欧勝馬関のプロフィール

欧勝馬関のパワハラ事件とは

パワハラとは、欧勝馬関の暴力が原因で力士が引退した、ということのようです。

2023年8月と9月、鳴戸部屋の幕下力士北欧山さん（26歳）・櫻井さん（26歳）・安齋さん（21歳）の3人が立て続けに引退しました。

中でも安齋さんは年が若く関取を狙える実力があったそうですが、夜逃げの末の引退だったそうです。

安齋さんは、自身の引退についてこのように語ったそうです。

本当はまだ相撲をとりたかったけれど、飛び降りて死にたいくらいの精神状態だったんです。
（デイリー新潮）

安齋さんが告発した内容によると、引退の理由は欧勝馬関の暴力とのこと。

具体的には

事実だったらかなりヤバいけど…

安齋さんによると、師匠である鳴戸親方（元琴欧州）は暴力を見て見ぬふりだったとか。

耐えきれなくなった安齋さんは部屋を飛び出しました。

その後鳴戸親方と話し合いますが、「稽古とはそういうもの」と言われ、夜逃げしたことを叱られたそうです。

そして、安齋さんは引退を決意したとのことです。

パワハラ・暴力は本当にあったの？

ただ、安齋さんが引退したのは2023年8月で、その後も欧勝馬関はそれまで通り相撲を続けています。

ネット記事によると、安齋さんの他に引退した北欧山さんと櫻井さんの引退もパワハラが原因で、他の幕下力士も欧勝馬関のパワハラに辟易としている…と。

これも事実だったらかなりヤバいけど…

ただ、北欧山さんと櫻井さんの引退理由は怪我と公表されています。

角界では、2018年に「暴力決別宣言」を出しました。

この数年でも暴力などの不祥事を公表し、力士が引退したり、親方が降格や減給処分を受けたりしています。

が、欧勝馬関に処分が下されたという情報は見つかりませんでした。

告発されていないならともかく、欧勝馬関による暴力・パワハラが事実であれば、相撲協会からなんらかの処分があったはずではないでしょうか。

でも、だとしたら安齋さんの告発がかなり謎だよね

パワハラが事実でないのなら、名誉棄損などで訴えられてもおかしくないような気がしますね。

欧勝馬関のパワハラに関する情報は、安齋さんによる告発しか見つかりませんでした。

パワハラが事実だったのかそうではなかったのかは判断しようがありませんが、続報がなにもないということは、当事者同士で解決したのかもしれません。

私が学生の頃は、部活でも顧問の先生から殴られたり蹴られたりは当たり前だったし、今なら即アウトになりそうな二つ名をつけられたりしていました。

そういうことがあって当たり前、耐えて乗り越えてこそ強くなれる・うまくなれるという世の中でしたよね。

でも今は体罰NGで、暴力行為になるような行きすぎた「かわいがり」もNGな世の中です。

どこまではOKでどこからがNGなのか…線引きが難しいのですが、こんな文章がありました。

高砂親方は、その著書『親方はつらいよ』(ISBN 978-4-16-660643-6)文藝春秋出版で、

ぶつかり稽古は、｢ぶつかられる方も痛い｣練習であり、「先輩が後輩を鍛えるために、自分も痛い練習に付き合っている」と言う面が強く、ある程度体ができた人間にやる分には許容範囲である。
しかし、ビール瓶で殴るなど、一方的に痛めつける（自分に痛みが伴わない）行動は「かわいがり」とは別物であり、行うべきではない。

と主張している。
（Wikipedia）

ある程度体ができている相手に、自分にも痛みのある稽古というのがミソね

大相撲に限らず、組織の中では独特の伝統や文化ができがちですが、世の中的にはおかしくないか？を常に考えることが必要ですね。

まとめ

今回は、欧勝馬関と「パワハラ」というキーワードについて調べてみました。

• 欧勝馬関のパワハラは、弟弟子の安齋さんが引退後に告発した
• 稽古中に故意に手術後の患部を狙われたりして、安齋さん以外にも幕下力士がパワハラ被害に遭っているという内容
• ただし、同じ時期に引退した他の力士の引退理由は怪我で、欧勝馬関も特に処分を受けていないらしい
• 告発以外、パワハラについての情報は見つからなかった

隠れた暴力の上に成り立つ大相撲は悲しいですよね。

いい伝統は残して、なくすべき伝統はなくしていってほしいなと思いました。