大山加奈がやばい理由2つ。引退理由のケガと鬱に、炎上事件って何?!

こんにちは。

元バレーボール日本代表で、現役時代は「パワフルカナ」の愛称で親しまれた大山加奈さん。

栗原恵さんと「メグカナコンビ」で大活躍でしたよね。

現在は双子の娘さんを育てるママですが、そんな大山加奈さんは「やばい」というキーワードで検索されているようです。

一体どういうことなのでしょうか?

本当に大山加奈さんはやばいのか、やばいと言われる理由は何なのか、詳しく調べてみました。

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大山加奈さんは本当にやばいの?

大山加奈さんについて検索すると、このようにキーワードが表示されます。

ほんとうにやばいのかどうかはともかく、多くの人が「大山加奈 やばい」で検索しているのは間違いないようです。

一体どういうことなのでしょうか。

やばい理由1:引退理由

やばいと言われる理由の1つめは、早すぎる引退理由にあるようです。

大山加奈さんは2010年、26歳という若さで現役を引退されました。

キャリアガーデンによると、企業チームの選手はよほどの事情がない限り30歳前後までプレーするのが普通そうです。

だとすると、大山加奈さんの26歳での現役引退は相当早いですよね。

そんなに早く引退することになった理由が気になります。

重いスポーツ障害を発症

実は大山加奈さんは、20歳そこそこで脊柱管狭窄症という障害を発症されたそうです。

神経の背中側にある黄色靭帯が分厚くなったり、椎体と椎体の間にある椎間板が突出してヘルニアとなったり、あるいは骨そのものが変形突出したりすることで脊柱管が狭くなった状態のことを指します。脊柱管が狭窄すると中を走る神経が圧迫されます。
東京腰痛クリニック
さくら
腰の神経が圧迫…めちゃくちゃ痛そうだし、日常生活への影響も大きそうなんですけど(><)

脊柱管ではないですが、私も子供がまだ赤ちゃんだった時に「手根管症候群」という神経圧迫系の病気?障害?を発症したことがあります。

これがめちゃくちゃ痛いし、しびれというかこわばるというか指の感覚がなくなるというか、とにかくうまく手が使えなくなってしまったんです。

日常生活でこんななので、神経圧迫の障害がある状態でスポーツなんて、気絶ものだったではないかと思います。

 

 

ちなみにこの脊柱管狭窄症は、通常は加齢によって起きるので患者は高齢の方が多いそうです。

大山加奈さんが20歳頃に発症してしまったのは、小学生の頃からバレーボール選手として体をオーバーユースしてきたこと、つまりしっかり出来あがる前の体でスパイクを繰り返してきたことが原因だそうです。

なんと、小学生の頃から腰の痛みに悩んでいたうえ、現役を引退して10年後の2020年のインタビューでは「しびれを感じることはあるし、歳を重ねていくにつれ不安」と語っていました。

さくら
スポーツは本来、健康を維持するためにやるものなのに…
スポーツをすることで幼い頃から痛みに苦しみ、若くして障害を発症してスポーツを断念せざるをえなくなったというのは、本末転倒どころの話ではないですよね(泣)

 

 

大山加奈さんのように過酷なトレーニングによって体を壊してしまう子は結構多いそうです。

特に強豪チームに所属していると、大会で上位に!とか、もっと強くなれ!とかで、監督や親がヒートアップしてしまいがちです。

今は少し変わっているのかもしれませんが…

私が学生の時は、部活の顧問の言うことはとにかく絶対。

きつくても痛くても言われたことはやるし、できなかったら体罰とかダッシュ10本追加とかが普通でした。

私が所属していた部活は強豪チームではなかったし、私自身スタメンですらなかったのですが、それでも整体で電気治療を受けながら練習を続けていたくらいです。

疲労骨折を繰り返して、患部が少し変形してしまった友人もいました。

それを思えば、体に故障を抱えながら強豪チームのハードな練習を繰り返していたら、障害が出てしまうのもうなずけます。

 

うつ病を発症

オーバーユースによる障害もかなりやばいですが、もう1つ大山加奈さんには引退理由につながるやばいことがありました。

それが

うつ病発祥

 

練習で疲れているのに眠れない。

ほかにも動悸やめまいなどの異変を感じつつも、周囲に相談することはできなかったそうです。

理由は、心配をかけたくないということの他に、自分をアピールして代表に選んでもらわなければいけないのに弱さを見せることができない、ということもあったとか。

 

ドクターから薬を処方されてうつ症状はよくなっていったものの、脊柱管狭窄症による腰の痛みがひどくなり第一線で活躍できない時期が続きます。

気持ちががくっと落ち込んでしまい、2010年の現役引退に至ったそうです。

 

うつ病の原因の1つは、自分は必要とされていないという思い込みだったそうです。

  • 代表に選ばれたことで、ダメなところを指摘されることが増えた
  • ポジション争いのストレス
  • 他の選手に追い抜かされるストレス

これらのことが原因で、自分は必要とされていないと思ってしまったようです。

 

 

結果を出し続けている人は、当然周りから結果を評価されますよね。

それ自体は素晴らしいことだと思うのですが、本人の性格や周りのアプローチの仕方によっては

「結果を出せている自分に価値がある」

裏を返せば

「結果を出せなくなったら自分に価値はなくなる」

という認識になってしまうと思うのです。

大山加奈さんは、自分のチームにいた時は当然トップ選手だったと思います。

でも、代表チームはそういう選手ばかりが集まっているので、できるのが当たり前なんですよね。

そのうえでもっと上を目指すために、今できていないことを指摘されます。

当然と言えば当然なのですが、周りから認められているのは自分そのものではなく自分が出した結果だと思っていたら、指摘されること・熾烈なポジション争い・他の選手に追い抜かされる、すべてがとんでもないストレスでしょう。

さくら
そりゃあ、うつにもなりますね。
下手したらテレビ版エヴァンゲリオンのアスカ状態です。

 

ということで、ここまで見てきたスポーツ障害とうつ病は、大山加奈さんがやばいというよりは大山加奈さんが置かれていた環境のやばさでした。

ただ、これはスポーツに限らずいろいろな場面で起こりえることだと思います。

体と心の健康、どちらも本当に大切なことですね。

 

やばい理由2:炎上事件

もう1つのやばい理由、それは数年前の炎上事件です。

 

炎上とは穏やかではないですが、大山加奈さんが双子のお子さんとベビーカーで外出してバスに乗ろうとした時のこと。

ベビーカーはこちらのイラストのように横並びのタイプだったそうです。

バスの後ろのドアから乗ろうとしたところドアを開けてもらえずバスが走り去り、次のバスはドアは開けてもらえたものの運転手さんに手伝ってもらえず、他の乗客が手伝ってくれたとのこと。

実や大山加奈さんは、それ以前にもベビーカーでバスに乗れなかったことがあったそうなのです。

「バス乗車拒否事件」についてブログに投稿したところ、同情の声と批判の声が殺到しました。

同情の声

  • 読んでいて涙が出た
  • 同じような体験をした
  • 運転手に補助を頼める「助けてボタン」があるといいのに など

批判の声

  • ベビーカーだから特別扱いされて当たり前ではない
  • ブログにバス会社名を載せたことに対する批判
  • 双子ベビーカーをバスに乗せるのは物理的に限界では
  • 乗ろうとしたバスは前乗りなので、後ろの扉から乗ろうとするのはおかしい(前の扉で料金を支払い、後ろの扉から乗りたい旨を運転手に告げるべき) など

 

 

正直、これは本当に難しい問題だと思います。

どちらの意見もとてもよく分かるんです。

自分も2人の子供の母親なので、外出の大変さは身に染みています。

双子ではなかったためベビーカーではバスや電車に乗る必要がなかったのですが、上の子は電車好きなうえにとてもおしゃべりだったんです。

声の大きさには気を付けていましたが、ひっきりなしにしゃべり続けたので、子供の高いトーンの声をうるさく思う方もいらしたのだと思います。

笑顔で見てくださる方もいる一方で、「うるさい」「じっとさせていろ」と言われたこともしばしば。

そういうことが何度かあって、外出は基本夫が車を運転できる休日のみで、平日は地域の子どもセンター以外は基本引きこもり生活になったんですよね。

だから、同じ母親として大山加奈さんの気持ちはすごくよく分かります。

子連れでも安心して気兼ねなく外出できる社会になってほしいと思います。

 

子育ての悩みは外出だけじゃない!

子供の好き嫌いは母親の永遠の悩みだと思います。

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ただ一方で、大山加奈さんの行動に問題も感じるので、批判の声にも納得できるんです。

あくまでも個人的な考えですが、ブログを読んだ印象では、大山加奈さんは前乗りのバスの後ろのドアのところで待っていただけで、運転手さんに後ろから乗車したいことや補助を頼みたいことを伝えていないんですよね。

もし伝えたうえで

補助はできません

とか

2人乗りベビーカーはお断りです

と言われたりしたのであれば、ブログにバス会社名を載せるのも分かるんです。

そこが、多くの人に「特別扱いしてもらって当たり前と考えているのではないか」「会社名をさらすなんて」と思われてしまった原因ではないかとと思います。

もっとも、頼んでいたら普通にやってもらえていた気がしますが…。

 

たとえば運転手さんがベビーカーでの乗車の大変さなどを身をもって知っている方だったら、または「優先席ではお年寄りに席を譲りましょう」的な世の中の常識だったら、頼む前に察してくれそうな気がします。

でも、人間の想像力なんてたかが知れていて、分からないものは分からないんです。

元気な大人が自分でなんとかできない状態で外出する(せざるを得ない)状況を想像できない人だって当然いるんですよね。

しかも、電車やバスの運賃は数百円程度で、バスはワンマンです。

単純に「頼みたいことがあるならまず伝えた方がいい」ですね。

「何も言わずとも周りから助けてもらえる」という考え方は捨てた方がいいと感じます。

あくまでも個人的な考えですが(^^;

 

以上が2つめのやばい理由ですが、大山加奈さんの言動に問題は感じるものの、こういうことを繰り返して模索しながら社会は変わっていくのだろうなと思います。

そういう意味で、発信力のある大山加奈さんのような方が問題提起したということは、大きな意味があったのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は、元バレーボール日本代表の大山加奈さんについて調べてみました。

  • 大山加奈さんは「やばい」というキーワードで検索されることが多い
  • いつめの「やばい」理由は早すぎる引退理由
    ・子供のころからのオーバーユースで体にスポーツ障害が出て、選手を続けられなくなった
    ・トップアスリートとして弱さを見せることができず、うつ病になってしまった
  • 2つめの「やばい」理由は、ベビーカー炎上事件
    2人乗りベビーカーで外出した際バスに乗れなかったことをブログに書いたところ、同情の声と批判の声が殺到した

大山加奈さんがやばいというよりは、環境の問題の方が大きい気がしますね。

住みやすい社会に変わっていくように、発信力のある方には(やり方には気をつけつつ)問題提起を続けていっていただきたいなと思います。

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