こんにちは。
【YOUは何しに日本へ?】に、コディアック島のカップルが登場しますね。
コディアック島にはコンビニもなく、買い出しは船で10時間とか…。
きっとアラスカ本土(?)に買い出しに行っているのではないでしょうか。
私達が当たり前のように過ごしている日常が当たり前ではない場所ということで、どんな場所か気になります。
コディアック島はどこにある?
人とコディアックヒグマだとヒグマの方が多い?!
観光スポットは?
など、気になることを調べてみました。
カップル憧れの酒類自動販売機が、日本でなかなか見つからない?
激減した理由は?
こんにちは。 【YOUは何しに日本へ?】に、コディアック島のカップルが登場します。 コディアック島にはコンビニもなく、買い出しは船で10時間とか…。 日本の缶ビールの自動販売機が憧れとのことですが、でも日本でもビールなど[…]
コディアック島(Kodiak Island)の熊- アラスカ pic.twitter.com/ak8vIeWceL
— 世界は美しい (@beautiful_imgs) May 31, 2013
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コディアック島について
場所
コディアック島は、アメリカのアラスカ州の一部です。
アラスカ本土(?)の南に位置しています。
Wikipedia(CC BY-SA 2.5, Link)
アメリカ合衆国の島の中で、ハワイ島の次に大きい島だそうです。
どんな島?
こちらがコディアック島の町の様子です。
島最大の町であるコディアックだと思われます。
たしかに、あまり大きな町ではなさそうです。
コディアック島について調べてもほとんど情報がないのですが、島の全人口は約10,000人。
最大の町コディアックの人口は、2005年時点のデータですが6,273人だそうです。
ただ、島全体の人口10,000人のうち約3,000人は駐屯しているコーストガード(沿岸警備隊)という説明もありました。
ということは、現地の住民は約7,000人なのかもしれません。
コディアックの人口6,273人の規模が日本でどのくらいかというと、山形県西川町が6,233人と大体同じくらいでした(厚生労働省、平成25年データ)。
この地図のオレンジ色の部分が西川町です。
Wikipedia(Lincun)
65歳以上の人口比率が36%超えなので、超高齢社会の町のようです。
ちなみに保育園・小学校・中学校・図書館・病院は1つずつ、コンビニは3店舗あるようでした。
ただ、アラスカ州全体でコンビニの件数を調べたところ、「アラスカ州のスーパー・コンビニ ランキング」というページがあったのですが、コンビニ・スーパーを合わせて13店舗しか載っていなかったんですよね。
このランキングに載っていない店舗もあるとは思いますが…
アラスカ州全体でもこの店舗数なので、コディアック島にコンビニがなくても納得という感じです。
産業
コディアック島の主要産業は漁業で、サケ、オヒョウ、タラバガニなどを獲っているそうです。
コディアック島の港(pixabay)
こちらがオヒョウ(タイヘイヨウオヒョウ)だそうです。
Wikipedia
形や生態はヒラメに似ていますが、実は体長1mを超える大型のカレイの仲間なのだとか。
1mって相当大きいですよね!
ちなみに、お刺身、ムニエル、フライ、フィッシュアンドチップスにして食べられるそうです。
身近なところだと、回転寿司提供されるえんがわはヒラメではなくオヒョウのことが多いとか。
我が家も子供を連れて回転寿司に行きます。
コディアック島で採れたオヒョウを食べていたかもしれないと考えると、本当に身近な魚ですね。
漁業の他には林業、畜産業、銅の採掘も行われているそうです。
天然資源が島の財産のようですね。
人よりコディアックヒグマが多い?
コディアックヒグマとは
まずコディアックヒグマとは、どういうヒグマなのでしょうか?
コディアックヒグマ (Ursus arctos middendorffi) は、ネコ目(食肉目)クマ科に属する哺乳類で、ヒグマの最大亜種[1]。アラスカヒグマとも呼ばれ、古い書籍ではその他にもコディアックグマやアラスカアカグマなどと記載されている事もある。
アラスカ半島沿岸部およびコディアック島近辺の島々に生息する。体の大きさはホッキョクグマに匹敵する。
(Wikipedia)
Wikipedia(Yathin S Krishnappa)
メスの体重は180~315kg、雄の体重は270~635kgですが、記録に残っている限りでは今までで最大の個体は1134kgもあったそうです。
軽自動車と同じかそれより重い!
日本に生息しているヒグマが80~400kgらしいので、文字通りけた違いですよね。
襲われたらまず助からない…
ただ、そんな巨大で恐ろし気なコディアックヒグマですが、性格は意外にも温厚で、人間に対して臆病な一面もあるそうです。
人間を襲うことはほとんどないとか。
コディアックヒグマの主食は鮭なのですが、コディアック島は自然豊かで鮭も豊富にいるため、人を襲う必要がないのかもしれませんね。
また、人とクマの棲み分けがしっかりできているのかもしれません。
とはいえ繁殖期などは何があるか分からないからか、現地のスポーツ用品店のメインラインナップはライフルだそうです。
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共通の分野で才能がある人たちは、やはり何か通じるものがあるのかもしれませんね。
コディアックヒグマは人より多い?
こちらで書いたように、コディアック島の全人口は約10,000人です。
対してコディアックヒグマは、2005年の個体数は3,526頭だったそうですが、この10年間で個体数はゆっくりと増加しているそうですよ。
さすがに人よりクマの方が多いということはないみたいですね。
コディアック島の観光スポット
コディアック島醸造所
こちらは、2003年にコディアック市街地に設立された、コディアック島初のビール醸造所だそうです。
観光客だけでなく、地元の人にも愛されるプレミアムクラフトビールを提供しているとのことです。
アルコール度数の高いものから低いもの、ドライなものから味わい重視なものまで、いろいろな種類のビールがあるそうです。
コディアック研究水族館
こちらはコディアック島ではなく、コディアック市街の対岸にあるニア島にある水族館だそうです。
アラスカの海を中心とするさまざまな海洋生物を見ることができるほか、「タッチ・タンク」というヒトデやカニなどに触れることができる施設が人気だそうですよ。
「タッチ・タンク」という名前なので、このイラストより、もっともっと規模が大きいと思いますが
アバクロンビー要塞州立歴史公園
コディアックの北東に位置する、大自然を満喫することもできる観光スポットです。
野生動物を観察できたり、公園からアラスカの海を見渡すこともできるそうです。
やっぱりアラスカに行ったからには、大自然を満喫しなくては!
この公園はアバクロンビー要塞の跡地を利用して造られたそうで、敷地内には「コディアック軍事博物館」もあるとか。
太平洋戦争中、アラスカの島々の一部は日本軍に占領されていた関係で、博物館内には日本軍についてのかなり詳しい資料もあるそうです。
コディアックベアーセンター
コディアックヒグマウォッチングをする最適な場所だそうです。
数人からツアーに参加できるとのことです。
ただ、いくら温厚な性格とは言え相手はクマです。
ガイドから離れず、静かに、双眼鏡を使って距離を取って観察する必要があるそうです。
以上、コディアック島は自然豊かな島ということが分かりました。
町の規模も大きくないので、コンビニがないというのも納得です。
大自然に触れたい方、ベアーウォッチングをしたい方にぴったりかもしれませんね。
コディアック島のカップル憧れの酒類自動販売機が、日本でなかなか見つからないって本当?
こんにちは。 【YOUは何しに日本へ?】に、コディアック島のカップルが登場します。 コディアック島にはコンビニもなく、買い出しは船で10時間とか…。 日本の缶ビールの自動販売機が憧れとのことですが、でも日本でもビールなど[…]
実は14年間で10分の1以下に激減した理由は???
まとめ
今回は、アメリカアラスカ州のコディアック島について調べてみました。
- コディアック島はアラスカ本土(?)の南に位置する島
- 漁業、林業、畜産業、動の採掘が主な産業
- コディアックヒグマという大型のヒグマの亜種が生息しているが、比較的穏やかな性格で人を襲うことはほとんどないらしい
- 205年時点ではコディアックヒグマは3500頭強、人口は島全体で約10,000人(沿岸警備隊3000人込み?)
- 観光スポットは。島初のビール醸造所や水族館、州立公園など。コディアックヒグマウォッチングができる場所もある
たしかに人口は少ないですが、未開の地ではないようです。
コディアックヒグマに会ってみたくなりました。