こんにちは。
「仰天ニュース」でヒロミさんの人間ロケット事件について取り上げられます。
今でこそDIYやいろいろなスポーツなど数多くの趣味・特技を持つイケオジですが、昔は相当やんちゃなイケメンだったんですよね。
全身の25%に渡る大やけどを負い、その後の人生を変える転機ともなった人間ロケット事件とは?
どうしてそんな事件(事故)が起きてしまったのでしょうか。
また、ヒロミさんの九死に一生事件と言えば、他にも事故で内臓破裂という大変な目にも遭っているそうです。
よくぞ御無事でと心の底から言いたくなるような2つの事件について、詳しく調べてみました。
ブログを更新しました。
— ヒロミ (@hiromi_kozono) December 9, 2015
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ヒロミさんのプロフィール
生年月日: 1965年2月13日
出身地: 東京都八王子市
身長: 168cm
体重: 不明
血液型: A型
趣味・資格
ヒロミさんは数多くの趣味を持ち、しかもプロ級の腕前を持っているものも多いです。
- 射撃
- DIY
- アウトドア
- ゴルフ
- マリンスポーツ
- レーシングドライバー
- バイク
- トライアスロン など
少しでもやってみたいと感じたら、必ず一度は挑戦してみるそうです。
でも実際に行動に移すエネルギーとパワーがすごいよね!
レーシングドライバーなど、ケガと隣り合わせでかなり危険なものもありますが、趣味が原因で仕事に穴をあけたことは一度もないそうです。
資格もたくさんお持ちです。
【資格】
- 小型2級船舶
- 特殊船舶免許
- カリフォルニア州自動車免許
- 銃所持許可証
- 大型自動二輪
- スカイダイビング2級ライセンス
- スノーボード検定2級
- スキューバーダイビングオープンウォーター
- ライフセーバーライセンス
- 加圧マスターインストラクター
- アーク溶接
趣味にも100%本気で取り組むヒロミさんは、トライアスロンがきっかけで加圧トレーニングジムを立ち上げ、100人以上のお客さんがトライアスロンの大会に参加したそうです。
人間ロケット事件と火傷とは
そんなヒロミさんの「人間ロケット事件」とは何なのでしょうか?
どんな事故でなぜ起きた?
1991年、当時ヒロミさんはデビット伊東さん・ミスターちんさんとともに「B21スペシャル」というコントグループで活動していました。
レギュラー出演していた「1or8(ワンオアエイト)」という番組で、様々な過激な企画に取り組んでいたのですが…。
ヒロミさんは「企画を出すばかりでチャレンジしない」と、ブーイングが高まっていたそうです。
そして、ついに初チャレンジしたのが「ヒロミがロケット花火をたくさん背負ってTBSの秋山さんみたいに宇宙へ行く企画!!」でした。
まさに一か八かだ(汗)
タイトルの通り、ヒロミさんが大量のロケット花火を背負って宇宙に行くという企画です。
一応番組だけで実験したのではなく、大学の工学部の協力を得て事前にADが実験台となって試みた時はわずかに浮かぶことに成功したそうです。
そして本番。
耐火性に優れたカーレーサー用のスーツを着て、約6000発(1万発とのサイトもあり)のロケット花火を背負って発射台に立ち、花火に火を点けます。
が、わずかにヒロミさんの体も浮き上がったあと、強風にあおられて一瞬で火がヒロミさんを包む事態に。
ロケ現場には数千人の観客もいて、撮影スタッフが避難するほどの火の勢いに現場は大混乱に陥ります。
消火器で火はすぐに消し止められたそうですが、ヒロミさんが着ていたスーツの中は1000度以上の熱が伝わっていたそうです。
どのくらいひどい火傷だったの?
ヒロミさんのお尻から両足の後ろ側にかけて、全身の25%もの皮膚がステージⅢの大火傷を負っていました。
- ステージⅠ
皮膚の色が赤くなり、ひりひりする。 - ステージⅡ
腫れぼったく赤くなり、水ぶくれになり、痛みが強い。 - ステージⅢ
皮膚が黒く焦げていたり、蒼白になり、感覚がなくなる。
(日本赤十字社)
ステージⅢの場合火傷の深さは皮下組織にまで及び、広さが10%以上だと命に関わるのだとか。
治った後もケロイドなどの傷跡が残り、軟膏を塗るなどの方法では皮膚が再生しないため手術が必要だそうです。
実際ヒロミさんも生死の境をさまよい、太ももの皮膚を火傷の部分に移植する手術を受けて1ヶ月以上入院したそうです。
ただ、そんなひどい状態だったにもかかわらず、事故直後に自らロケ車に戻り、スタッフから救急車を呼ぶか聞かれた時も
「呼んだ時点で(事故が公になり)番組は終わる」
と番組のことを心配していたそうです。
さらに、父親がお見舞いに訪れた時には
「怪我をしたのが2人(デビッド、ちん)じゃなくて俺で良かった」
と話したとか。
この言葉には、ヒロミさんの優しさも表れているとは思いますが、自分が企画したことで仲間に生死をさまよわせるわけにいかないという責任感も伝わってきますね。
そして、もしかしたらこの言葉には、後でご紹介するヒロミさんの内臓破裂事故も関わっているのかもしれません。
人生が変わったとは?
この大事故のあと、退院してもリハビリは続いたようです。
そして、ヒロミさんの数多くの趣味や資格のうち、ジェットスキー・スキューバダイビング・クレー射撃・トライアスロンなどはリハビリの延長として始めたそうです。
さらに、迷惑をかけたという理由で事務所からも独立し、自身が代表取締役を務める個人事務所「ビィーカンパニー」を設立。
メンバーや社員を養うために、それまでは断っていたピン芸人としての仕事も引き受けるようになり、その結果MCの仕事が増えたそうです。
青天の霹靂で人生が変わってしまった方は他にもいます。
スマイリーキクチさんは、ある殺人事件の犯人または関係者と勝手に憶測され、命の危険を感じるほどの誹謗中傷に遭いました。
そして、辛い経験を辛いで終わらせず、同じような苦しみに遭う人を減らすために活動されています。
こんにちは。 毒舌漫談が特徴のお笑いタレントさんですが、過去のある殺人事件の犯人または関係者だというデマが広まり、10年以上誹謗中傷や脅迫の被害に遭っていたそうです。 そんなスマイリーキクチさんについて検索すると、ひろゆきさん[…]
交通事故で内臓破裂!?
ヒロミさんが九死に一生を得たのは、人間ロケット事件だけではありません。
ヒロミさんは中学高校時代、暴走族「八王子スペクター」の一員だったそうです。
18歳の夏、車に友人2人を乗せていた時に大事故を起こしてしまいました。
雨の高尾街道の夜道を時速130kmで飛ばしていたところ、カーブを曲がり切れずに道路から3m下の田んぼに突っ込んだそうです。
同乗していた2人は足の骨折で済んだそうですが、ヒロミさんは内臓破裂により一時重体に陥ります。
家族は、医者から諦めるようにと言われたこともあったそうですが、脾臓を1つ摘出する手術で奇跡的に一命をとりとめたのだそうです。
母親からは
「あなたは長生きできないかもしれないから、好きな事をしなさい」
と言われ、ヒロミさん自身も好きなことをしようと決意したそうですよ。
生きている実感を大切に
ヒロミさんは、仕事にも趣味にも本気で取り組んでいることについてこのように語っています。
やっぱり、遊んでいるヤツには「生きている感」がありますね。登山でも、スカイダイビングでも、一歩間違えれば死んでしまいますから。常に危険があるからこそ、日常では味わえないものがあるんだよね
(スポニチ)
二度も生死の境をさまよったヒロミさんだからこそ、「生きている実感」「生きていること」を大切にしているのかもしれません。
また、若い頃は内臓が1つないことで自分は早く死ぬかもしれないという焦りを感じ、生き急いでいたようです。
そのためやりたいことややれることは全部やって、自分も本気で取り組む分、周りにも本気を求めてしまったそうですよ。
その結果「時代と合っていない」と言われたこともあり、仕事のオファーが減ったこともあったようです。
ただ、「いつどうなるか分からない」という危機感が常にあるので、常に先を想像して行動しているそうですよ。
いつ何が起きるか分からないから、常に本気でいろいろなことに取り組み、そこから生きている実感を感じる人生。
以前はそこに「早く死ぬかもしれない焦り」が強かったけれど、いまはいい感じに力が抜けた結果、イケオジになったのでしょう。
かっこいいですよね!
まとめ
今回は、ヒロミさんが九死に一生を得た出来事について調べてみました。
- ヒロミさんは多くの趣味と資格を持っているが、人間ロケット事件による火傷からのリハビリの延長で始めたことも多い
- B21スペシャルがレギュラー出演していた「1or8」という番組で、多量のロケット花火を背負って宇宙に行く企画をやった。花火の火がヒロミさんに燃え移り、全身の25%にステージⅢの大火傷を負った
- 事故で迷惑をかけたとの理由で事務所を辞めて個人事務所を立ち上げ、社員を養うために仕事の幅を広げた結果MCの立ち位置を確立するなど、人間ロケット事件は人生の転換点となった
- 18歳の時、友人を乗せた車が大事故を起こし、友人は骨折。ヒロミさんは内臓破裂で脾臓を摘出し奇跡的に一命をとりとめた
- 生死の境をさまよった体験があるため、生きている実感を大切にしているのかもしれない
何事にも本気で取り組む。
言うは易く行うは難しですよね。
それを楽しみながら実践しているヒロミさんは、本当にかっこいいですね!