こんにちは。
【YOUは何しに日本へ?】で、ジャズクラリネットの人間国宝北村英治さんとセッションしたデニス・ウィルソンさんとはどんな方なのでしょうか?
「デニス・ウィルソン」で検索して表示されるのは、同じミュージシャンですがザ・ビーチ・ボーイズの結成メンバーであるデニス・カール・ウィルソンさんなんですよね。
そこで、トロンボーン奏者のデニス・ウィルソンさんについて、本名や学歴・経歴などを調べてみました。
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デニス・ウィルソンさんのプロフィール
デニス・ウィルソンさんの学歴
デニス・ウィルソンさんはアメリカ、バークリー音楽大学(Berklee College of Music)を卒業したそうです。
こちらの大学は、主にジャズ・現代アメリカ音楽などの商業音楽全般において世界最高の音楽大学だそうです。
ロック・フラメンコ・ヒップホップ・レゲエ・サルサ・ブルーグラスなど、いろいろなコースがあるとのことです。
もちろん入学するにはオーディションなどの試験があり、有能な学生が集まっています。
卒業生には数多くの世界的ギタリスト・作曲家・プロデューサーなど、時代を代表する音楽家がいて、アメリカ音楽界で最高の栄誉とされるグラミー賞受賞者も100名を超えるとか!
デニス・ウィルソンさんの経歴
デニス・ウィルソンさんはバークリー音楽大学卒業後、ライオネル・ハンプトン氏(Lionel Hampton、アメリカのジャズミュージシャン)の下でプロのトロンボーン奏者、編曲家、音楽監督としての活動を始めました。
【トロンボーン奏者として活動したバンド】
- ディジー・ガレスピー・ビッグ・バンド
- ニュー・トミー・ドーシー・オーケストラ
- カウント・ベイシー・オーケストラ
このほか、デトロイトジャズフェスティバルオーケストラを創設。
現在はカウント・ベイシー・オーケストラの音楽制作マネージャーも務めているそうです。
デニス・ウィルソンさんは自身が演奏するだけではなく、後進を育てることにも力を入れているようです。
- 国際ジャズ教育者協会 (IAJE) のメンバー
- 1994年 カンザス州立大学音楽学部ジャズ研究部長に就任
- 1998年 同大学文学部の副学部長に就任
- 2000年 ミシガン大学音楽学部の教授に就任
こうやって、音楽家の魂が次の世代にも受け継がれていくんですね!
デニス・ウィルソンさんと北村英治さんの関係
デニス・ウィルソンさんと北村英治さんの出会いは、1978年だそうです。
この時のことは一切情報がなく、詳細は分かりませんでした。
そこで仲良くなり、以来食事をしたり共演したりと親交が続いているようです。
共演はたとえば
- 2019年10月 神戸ジャズストリート
北村英治さんのステージにデニス・ウィルソンさんが参加し、本場のサウンドで観客を魅了したそうです - 2023年 神戸ジャズ100周年
アンコールにデニス・ウィルソンさんが飛び入り参加し、北村英治さんとソロの掛け合いをされたそうです
実は2019年にもデニス・ウィルソンさんは「YOUは何しに日本へ?」に出演されています。
北村英治さんのライブに行くために来日されたそうで、その時も2人でセッションされたそうです。
ちなみに、今回と同じく番組スタッフが
「それ(北村英治さん)は誰ですか?」
とデニス・ウィルソンさんに質問し、デニス・ウィルソンさんが
「えっ!!! レジェンド・北村さんを知らないの?」
「えっ、君はホントに日本人ですか?」
と、まるでデジャブのようなやりとりが(笑)
ジャズにうとい私も、今回調べるまで北村英治さんのことを知りませんでした…。
人間国宝、日本のジャズクラリネットのレジェンドなのに(汗)
いろいろなジャンルにもっともっとアンテナを張り巡らさないとですね。
北村英治さんについての記事はこちらです。
こんにちは。 95歳(2024年現在)でありながら年齢を感じさせない、日本を代表するジャズクラリネットのレジェンド北村英治さん。 そんな北村英治さんに息子はいないようですが、妻や娘はどんな方たちなのでしょうか。 音楽の才[…]
95歳にして現役第一線で活躍されているクラリネット奏者です。
なんと芸術一家のようですよ!
まとめ
今回は、「YOUは何しに日本へ?」に出演されたトロンボーン奏者のデニス・ウィルソンさんについて調べてみました。
- デニス・ウィルソンさんは、ジャズ・現代アメリカ音楽などで世界最高の音楽大学であるバークリー音楽大学出身
- いろいろなバンドでトロンボーン奏者として活躍
- 自身の演奏の他、後進の教育にも力を入れていて、大学の教授も務めている
同じ番組に偶然2回出演、しかもスタッフとデジャブのようなやりとりをするという奇跡にびっくりでしたね。
音楽はうとい私ですが、それでも聴いていると引き込まれるような音でした。
一度生で聴いてみたいなぁ…と思いました。